1人が本棚に入れています
本棚に追加
ピロティのダンス部の練習場は、休憩時間に入ったところ。
滝頭が根岸の様子を察し、
(休憩時間中)
滝頭「ちょっと大岡先輩、グラウンドでへ行ってきていいですか?」
大岡「いいけど・・・、あまり遅くならないでよ」
滝頭「はい」
大岡から出かけてきますと言い、滝頭は足早に野球部グラウンドへ。
すると、滝頭に目が留まったのは、千本ノックをファンブルする、阪東の姿だった。
滝頭「あぁ・・・(根岸)舞が気になるのって・・・・」
なぜか滝頭は、阪東の一生懸命さに、目が奪われた。
(練習時間終了後)
滝頭は、誰も見えない裏口で根岸を呼び寄せ、2人に。
滝頭「舞、一生懸命やってるじゃん、阪東くんって人、グラウンド見たわよ」
根岸「そ・・・そなの?」
滝頭「ここはひとつ、バシッと言って。 勇気を振り絞って」
根岸「大丈夫?」
滝頭「ダイジョブ、ダイジョブ! きっと好意を示してくれるって」
根岸「わ・・・わかったわ。 ありがとう、桜、なぜか吹っ切れた。」
滝頭の忠告に、根岸は吹っ切れた表情。
最初のコメントを投稿しよう!