第2話~公爵屋敷にて~ 

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リムジンは山の中を進み しばらくして、立派な豪邸が見えてきた! リムジンはその豪邸の前で止まり… ヴィルヘイム公爵が先に車からおりて 再び手を差し出さしてきて その手を再びとり、降車する。 公爵 ヴィルヘイム・ダウク 「ようこそ、僕の屋敷へ…こちらに…」 私は彼に誘(いざな)われるまま 屋敷内に入った。 鄙由 ヒナヨリ 「すごい、広い…」 公爵 ヴィルヘイム・ダウク 「ディナーの準備はどうだ…?」 奥の食卓に声をかけるヴィルヘイム公爵… メイドA 「そろそろ、帰る頃だと思っておりました ディナーの準備は出来ております… おや、また…お持ち帰りされたんですか?」 公爵 ヴィルヘイム・ダウク 「フフッ、まあね… さあ…こっちにおいで、美麗奈。」 また…? 鄙由 ヒナヨリ 「あ、はい…!」 彼に呼ばれて、私は席につく。
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