第2話~公爵屋敷にて~ 

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次々に運ばれてくる豪華な魚料理に まばたきできなくて…お腹が鳴ってしまう。 公爵 ヴィルヘイム・ダウク 「美麗奈…しっかり食べてくれよ でないと、今夜は乗りこえられない…」 ヴィルヘイム公爵の言ってることが 理解できなくて私は首を傾げた。 メイドA 「もう、ヴィルヘイム様…大袈裟なんですからっ うふふ…大丈夫、気持ちいい事だから。」 メイドB 「あ、あの…もしかして まだ…あれですか?男性とは…」 私はハッとする… 鄙由 ヒナヨリ 「突然…な、なに言うんですかっ!」 公爵 ヴィルヘイム・ダウク 「こらこら、メイド達… お客人が気分を害したぞ、一旦下がれ…」 メイド達はヴィルヘイム公爵に頭を下げて 食堂から出ていった。 鄙由 ヒナヨリ 「……」 公爵 ヴィルヘイム・ダウク 「うちのメイドが失礼をした… とにかく、食べたまえ。 腹…減ってるのだろう?」 ヴィルヘイム公爵が先に食べ始め 私もあとに続いて食べる。
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