第2話~公爵屋敷にて~ 

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そうして、時間をかけてゆっくりと ディナーを食べ終わり… ヴィルヘイム公爵は席を立って、こちらに近づく。 公爵 ヴィルヘイム・ダウク 「食後のデザートを食べるとしようか。」 彼に差し出された手を控えめにとって ゆっくり立ち上がった時 唇になにか柔らかいものが触れて 私は目を閉じてしまっていた… 鄙由 ヒナヨリ 「ん…っ」 リップ音がして私の心臓が大きく音を立てる! 公爵 ヴィルヘイム・ダウク 「んちゅ…フフッ…」 何が起きたかわからないまま 寝室に連れ込まれて。 扉が後ろ手に閉じられ 私が彼に振り向いた瞬間… 再び唇が奪われた。
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