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そうして、時間をかけてゆっくりと
ディナーを食べ終わり…
ヴィルヘイム公爵は席を立って、こちらに近づく。
公爵
ヴィルヘイム・ダウク
「食後のデザートを食べるとしようか。」
彼に差し出された手を控えめにとって
ゆっくり立ち上がった時
唇になにか柔らかいものが触れて
私は目を閉じてしまっていた…
鄙由
ヒナヨリ
「ん…っ」
リップ音がして私の心臓が大きく音を立てる!
公爵
ヴィルヘイム・ダウク
「んちゅ…フフッ…」
何が起きたかわからないまま
寝室に連れ込まれて。
扉が後ろ手に閉じられ
私が彼に振り向いた瞬間…
再び唇が奪われた。
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