第1話~仮面舞踏会~

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いよいよ、開催時間が迫る… 私は一時間早く、ドレスに 着替えて仮面を装着した。 これで、良いのかしら… 鏡の前でおかしなところがないか チェックしてから、家の鍵と 参加費の15000円だけ持って部屋からでた。 部屋に鍵をかけて、その鍵と 参加費を胸の間にしまう。 青いハイヒールを履いて歩いてるけど このドレスが歩きにくくて… つまづきそうになりながらも 仮面舞踏会の開催場所に向かう。 周囲の目が気になるけど…仕方ないわね… 開催場所が近くなると 私と同じような格好をした 色とりどりのドレスに仮面… 男性も紳士服に仮面と そういった格好をした人達が増えてきて 私は友人の女性を探す。 彼女は確か、緋色のドレスに 顔を全て隠す羽飾りがついた 華やかな仮面を買っていた。 あと、高貴な婦人がかぶるような緋色の帽子も…
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