第3話~翌日~

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ん…やだ、また眠ってしまったわ…! 私は目を覚ましてゆっくり起き上がる… 窓の外を見るとお昼の空 なんか、お腹すいちゃった… そう言えば朝食も トロピカルティーだけだったわ 扉が開いて入ってきたのは 硝子製のティーポットとティーカップが 2つ置かれたトレイを持ってきた ヴィルヘイム様だった…! 公爵 ヴィルヘイム・ダウク 「Hello,(ヘロー)…こんにちわ、honey(ハニー) ハーブティーを持ってきたんだ… 目覚めが、すっきりするよ。」 彼はそのトレイをベッドの横の テーブルに置いて、ベッドに座る… 鄙由 ヒナヨリ 「あの…ヴィルヘイム様、私… お邪魔ではないでしょうか?」 ティーポットを傾け、ティーカップに ハーブティーを注ぐ彼は穏やかな笑みを浮かべ さっきと同じようにベッドに片足を乗せてきて ティーカップとお皿を渡される… 公爵 ヴィルヘイム・ダウク 「全然、僕はいっこうに構わない… そんなに自分の家に帰りたい?」 彼はハーブティーを もう片方のティーカップに注ぐ。 鄙由 ヒナヨリ 「いえ…そういうわけでは 無いのですけど… もし、予定とかあったらと思って…」 私はハーブティーに 反射する自分の顔を見つめる。
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