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あれから数ヵ月が過ぎて…
私は彼と婚約した記念に親近者だけで
密かにパーティーをすることになった。
メイドⅠ
メアリー
「やっぱり、思った通りだった…
貴女は彼の横暴を止められると思ったの!
婚約のあとは結婚式…それが終われば
彼も仮面舞踏会で女性を
誘惑することが無くなる…
そうすれば、人身売買される
女性達もいなくなる!
本当にありがとう…♪」
両手をメアリーさんに
握られて微笑まれて…
照れくさくなったけど微笑み返した。
公爵
ヴィルヘイム・ダウク
「honey(ハニー)…やっとこの時がきた。
メアリー、sorry(ソーリー)…すまないが
僕のvery cute(ヴェリーキュート)なfiance(フィアンセ)と
二人きりにさせてくれないか?」
メイドⅠ
メアリー
「はぁい♪」
メアリーさんはスキップしながら
向こうに行ってしまった。
公爵
ヴィルヘイム・ダウク
「結婚式はどうしようか?
山の上?海の近く?それとも…」
彼はシャンパングラスを片手に
はにかんでくれてるっ
鄙由
(ヒナヨリ)
「あの…森の中の
教会とか、どうでしょうか…」
ヴィル様がこちらに視線を向けて
少し考えるような仕草をした…
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