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私達は今、バルコニーにいる。
鄙由
ヒナヨリ
「あの…ヴィル様、ひとつ
聞いてもいいでしょうか?」
私は振り向いてヴィル様に向き直った…
公爵
ヴィルヘイム・ダウク
「なんだい?…honey(ハニー)」
ヴィル様がそばに来て
私の頬に触れてきて…
私は彼を見上げる。
鄙由
ヒナヨリ
「あの…ご両親のことなのだけど…っん///」
彼の唇が私の唇に…っ
公爵
ヴィルヘイム・ダウク
「ん…」
彼の角度を変えた深い口づけに
すべてを奪われてしまって…
聞こうと思ってた両親の事も
どうでもよくなってしまって
持ってたシャンパングラスを落として
彼の両頬に両手で触れ
その甘い口づけに
目を閉じて応じている…
彼の腕が私の腰をその体に引き寄せ
舌が絡まってきて、体が痺れてきた
鄙由
ヒナヨリ
「ん…ぁむ///」
膝がガクッとなったけど
腰に巻き付く彼の腕に支えられる…
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