穂乃果の心臓

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穂乃果の心臓

 さてさて皆様ご機嫌いかがでしょうか?  一行目を読んでまさかご機嫌を伺われるとは思わなかったでしょうか?   それがですね、まことに・・・。  ご機嫌を伺わないといけない理由がありましてね。    それは何かと言いますと・・・。  「ここで、まったくの作り話をさせてほしいのです」。    このような、「みんなの広場」的な?   小説投稿サイトで、こんなことをさせてもらうのは大変申し訳ないのですが、「なんとなく」いや・・・。  なんとなくなどとは言ってはいけないですね。  言うなれば!  です。  生まれ出てきたインスピレーションをもとに脳をさまよう事実や事柄を熟考させていただいた結果。  それをするにはここが、このサイトがうってつけだと思ったのです。    わかってもらえますかねぇ?    まるで未来からタイムマシーンでやって来たジョン・タイターが現代のインターネットの書き込みサイトに予言を書き記していく。  きっとね。  そんな気分なんです。  ちょっとだいそれたことを言いすぎですかね?    ま、それでも、なんだかんだ本当の理由はよくわかりません。  やっぱりうまく言えないのです。  たぶんきっと、「なんとなく」なのでしょう。でもその、「なんとなく」というのにも、自分なりに理由はあるのだと思います。  わたくしの脳の中の幽霊がそう囁いております。その理由も、後々探りながら「まったくの作り話」をさせてください。  文章がつっかえつっかえで辿々しく、申し訳ないですが、これは「まったくの作り話」なので、文のつなぎ目がどうも嘘臭く歪になってしまいがちです。    文字で物語に陰影をつける作業はとても困難な作業ですね。それを考えるとジョン・スタインベックなんて本当に凄い作家さんなんですね。エデンの東を読まさせていただきました。誠に素晴らしい作品でした。わたくしにその才能のかけらでもあれば「まったくの作り話」もっと一人歩きをして、ゾンビのように文学の世界を彷徨っていたのではないでしょうか?    さておき「まったくの作り話」は表現としても乏しく、同じ言い回しを使いがちになってしまいますが、そこは許していただけると有難い。  「わたくしは小説家です」なんて烏滸がましいことは絶対に言いませんので、「まったくの作り話」をさせてください。    ペコリ。    申し遅れました「僕ちゃんです」。  僕ちゃんと呼んでやってください。    なぜならと言いますと僕ちゃん的にその方が都合がいいのであります。  なぜ都合がいいのかと言いますと、ここに投稿する「まったくの作り話」が、一つの「点」として将来役にたつかもしれないからなのです。  役に立つと言うのは少し語弊があるかもしれないのですが、まぁ、楽しみの「一つ」としてのちょっとした「点」だと思ってください。  「いつか何処かに繋がりますように」と願いをこめまして、その将来繋がるであろう何処かの点のためにも、その目印として「僕ちゃん」と名乗らせてもらいます。  その方が点と点を結びやすいのです。  なので、「この作り話」での一人称は「僕ちゃん」といたします。    さて。    前置きが長くなりましたがさておき、一つ伝えなくてはならないことがあります。    それはですね・・・。  
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