Twins~もう一人の雅人~

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雅人「ヒロのせいで別れたよ」 紘人「ふーーん・・・・・」 雅人「あのねぇ、毎度毎度邪魔しないでくれないかな?」 紘人「邪魔なんかしてねぇって!雅人じゃ物足りないんじゃないの?」 こういう嫌味っぽいことを言うが 紘人は幼い頃から 雅人を守ろうとしてきてくれた紘人。 大人しい雅人に友人たちが攻撃してきたときは 紘人が庇ってケンカになることもあった。 大人になった今では 一番の親友といっても過言ではないほど 雅人と紘人の絆は深かった。 雅人「ヒロ、嫌な役ばっかりさせて悪いな。」 紘人「そんなんじゃねぇって。気持ち悪いからやめろよ!!」 雅人「紘人♡ありがとう♡♡」 紘人「おえっ。まじきもい。」 雅人「あはは(笑)」 雅人が紘人を想うのと同じくらい 紘人もまた家族である雅人を大切に思っていた。 だからこそ。 紘人が璃子に手を出してきたことが 雅人には信じられなかった。 璃子から誘うことはないだろう。 内気な璃子の事は雅人も良くわかっているつもりだった。 雅人「まさか・・・・ヒロのやつ・・・・・」 嫌な予感が過るが それは考えすぎだとすぐに忘れ去ろうとした。 今は璃子を紘人に 会わせないようにすることしか 手段がなかった。 。
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