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それから璃子と紘人は
何度か電車内で会うことがあって
以前の悪印象も消え去り
いつの間にか楽しく話すようになっていた。
紘人「璃子ってさ仕事出来てんの?(笑)」
∑(=゚ω゚=;)
璃子って言った?
いきなり呼び捨て?
璃子「どうせ雅人さんから聞いてるでしょ?」
紘人「あいつ璃子の話し全然してくれねぇんだよなぁ・・・・。」
そりゃそうだ。
紘人「でも俺が璃子と電車で会うっていうのは喰いついてくる(笑)」
∑(-x-;)ナ、ナニッ?!
璃子「私には薄い反応でした・・・・」
紘人「あはは(笑)わかりやすいな、アイツ(笑)」
璃子『???』
紘人との会話はいつも雅人のことばかり。
そのせいもあって璃子は徐々に気を許していく。
いつのまにかこの数十分が
楽しいと感じるようになっていた。
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