Twins~縮まる距離~

10/10
83人が本棚に入れています
本棚に追加
/77ページ
雅人から与えられる刺激に もう恥ずかしさも忘れ声を上げると そのたびに口づけられていた。 リズミカルな動きの雅人は 璃子の気持ちいい場所を探しているようだった。 数回体位を変えられては 新しい場所にびくっと反応して 璃子は涙が出るほどに感じている。 璃子「はぁっ♡まさとさん♡」 雅人「璃子ッ・・・・好きだよ・・・・愛してる・・・・」 璃子「私もっ♡愛してる♡」 雅人「可愛すぎてヤバいんだけど・・・・」 ♡(///∇///)♡ 決してイジメているつもりはない雅人だが、 璃子が嫌がっても止めるつもりはなく 彼女の中から液体が飛び散るのを見て 更に興奮していった。 璃子「あっあっ♡も、だめぇ♡」 雅人「くっ・・・・璃子・・・・俺も・・・・」 一番大きな律動がくると 雅人のものが一番奥に届き その瞬間璃子は意識を手放してしまった。 ~ ここは璃子の夢の中・・・・・。 彼女はどこかの映画館にいて 暗がりの中隣に男性の気配を感じた。 璃子『だれ??』 顔を上げると雅人だと気づいた。 雅人はニコッと笑い璃子の手に自分の指を絡める。 !!!!! その瞬間、見つめた横顔は違う人だった。 ダメだとわかりながら 璃子は嬉しくなってそれを受け入れてしまった。 璃子『紘人さん・・・・・』 その瞬間、目を覚ました。 ~ パチっ 目を開けると知らない天井。 上にのしかかる腕の重さを感じて 雅人の存在に気付いた。 雅人は気持ちよさそうに 寝息を立てて寝ていた。 その顔をみて璃子の中に 罪悪感が湧き出る。 璃子『私、夢の中で紘人さんといた・・・・・』 何より怖かったのは 紘人と手を繋ぎ喜ぶ自分だった。 その瞬間から、 璃子の中で紘人の存在が 少しずつ広がり始めることになる。 こうして、璃子の中に不確定な気持ちに気付いたと同時に 雅人は海外へ行ってしまった。 。
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!