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雅人から与えられる刺激に
もう恥ずかしさも忘れ声を上げると
そのたびに口づけられていた。
リズミカルな動きの雅人は
璃子の気持ちいい場所を探しているようだった。
数回体位を変えられては
新しい場所にびくっと反応して
璃子は涙が出るほどに感じている。
璃子「はぁっ♡まさとさん♡」
雅人「璃子ッ・・・・好きだよ・・・・愛してる・・・・」
璃子「私もっ♡愛してる♡」
雅人「可愛すぎてヤバいんだけど・・・・」
♡(///∇///)♡
決してイジメているつもりはない雅人だが、
璃子が嫌がっても止めるつもりはなく
彼女の中から液体が飛び散るのを見て
更に興奮していった。
璃子「あっあっ♡も、だめぇ♡」
雅人「くっ・・・・璃子・・・・俺も・・・・」
一番大きな律動がくると
雅人のものが一番奥に届き
その瞬間璃子は意識を手放してしまった。
~
ここは璃子の夢の中・・・・・。
彼女はどこかの映画館にいて
暗がりの中隣に男性の気配を感じた。
璃子『だれ??』
顔を上げると雅人だと気づいた。
雅人はニコッと笑い璃子の手に自分の指を絡める。
!!!!!
その瞬間、見つめた横顔は違う人だった。
ダメだとわかりながら
璃子は嬉しくなってそれを受け入れてしまった。
璃子『紘人さん・・・・・』
その瞬間、目を覚ました。
~
パチっ
目を開けると知らない天井。
上にのしかかる腕の重さを感じて
雅人の存在に気付いた。
雅人は気持ちよさそうに
寝息を立てて寝ていた。
その顔をみて璃子の中に
罪悪感が湧き出る。
璃子『私、夢の中で紘人さんといた・・・・・』
何より怖かったのは 紘人と手を繋ぎ喜ぶ自分だった。
その瞬間から、 璃子の中で紘人の存在が
少しずつ広がり始めることになる。
こうして、璃子の中に不確定な気持ちに気付いたと同時に
雅人は海外へ行ってしまった。
。
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