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駅を出て、紘人と2人 ××町方面へ歩く。
っていうなんとも不思議な光景。
『彼女の家に行くだけだし』
そう言った紘人を
すっかり信用している璃子は
程よく距離を保ちつつ自宅へむかう。
璃子「彼女さんってこの辺に住んでるんですか??」
紘人「え?彼女??」
璃子「彼女の家に行くんじゃ・・・・・」
紘人「ああ・・・・そうだったな(笑)」
璃子「???」
璃子『紘人さん、健忘症⁇』←超失礼
変な紘人の様子に
璃子は超失礼なことを思いつつ(笑)
世間話や雅人の話をしながら
自宅までの道のりを2人で歩いた。
璃子「じゃあ、私ここなんで」
璃子のアパートの前に着き
紘人と別れようとしたその時だった。
紘人「璃子ってバカだよな。」
ぼそっと言う紘人の言葉を聞き返そうと顔を上げると
ぐいっと身体を引き寄せられた。
そして、次の瞬間には唇を奪われていた。
。
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