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璃子「ん!!やっ・・・・んんっ・・・・」
抵抗して押しのけようとしても
顔を逸らせようとしても
力強い紘人の腕から逃れられるはずもなく
力を奪われるかのようなキスが繰り返された。
璃子「んっ・・・・ふぅ・・・・・」
璃子の目からは悔し涙が溢れた。
紘人を信用した自分がバカだったと・・・・。
璃子『雅人さん・・・・雅人さん・・・・』
心の中ではずっと雅人を呼んで
助けてほしいと願った。
しかし、それは叶うはずもなく
璃子の口内は紘人によって犯され続けた。
ちゅっっという音と共に
やっと紘人の唇が離れると
その瞬間を狙っていた璃子が
身体を離し紘人の頬を勢いよく叩いた。
バシッ
紘人「ってぇ・・・・」
璃子「なにするんですか・・・・」
小さく震えた声で、涙を流しながらも
璃子は紘人を拒み続けた。
紘人「・・・・・ごめん」
紘人は悲しそうな顔をして俯いた。
。
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