弐拾七時頃の空に。

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海の方で大きな光が見え、音を立ててその光が空へと上って行くのが見えた。 その光の線は暗い空へと舞い上がると大きな音を立てて弾けた。 そしてそれは放射線状に広がり、見た事も無い程の大きな花火を見せた。 「おお…」 進藤は思わずその花火を見て声を上げた。 残りの五人もその花火に見惚れ、声を失っていた。
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