呪いの木
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「……ひとつ訊いていいか?」 「なんだ」 「お前、七月に頼まれて、とりあえず、すべきことは見つかったんだろう。 何故、今、そこで苦悩していた?」 「ああして転がっていると気持ちがいいんだ」 「……お前、それはノミが居るぞ」 と槻田が呟くと、パンダは背中を気にして振り返っていた。
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