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産まれてきた子
私は子供を産んだ。
体重は二五百グラムの女の子だ。今は泣き疲れて私の横のベッドで眠っている。
この子を産むために、長時間の激痛に耐えなければならかった。本当に痛くて、叫んでしまい看護師さんや医師にも散々迷惑をかけてしまった。後で謝らないといけない。
それでも、私は赤ちゃんを生んで心の底から良かったと思う。
これからの一ヶ月は大変らしいが、私は頑張ろうと思う。勿論私一人で育てるなど難しいので、夫にも手伝ってもらうし、他にも頼れる所には頼ろうと思う。
私は失った体力を取り戻すために、瞼を閉じた。
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