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さみしいやつ
ただ好きを伝えるだけにこれほど迷うことがあるだろうか。
他人の目を気にして、言われてもない貴方の気持ちを考えた。
あの子の気持ちも考えて。
今は、何も言われてないから何も言わないでおこう。
そうして彼は遠のいて行ったのに後悔して彼のラインを開ける。
ただの会話が始まって嬉しすぎて。
もうこのままでいいと思った。
あなたが、ケータイを開けた、そこにいてくれるなら私は、生きていられる。
そんな幸福は続かないと分かっていて、私はもうやめようと思った。
なのに、連絡が来るから喜んで答えた。
バカなんだ。
そんなやつなんだ。
エーミールよ。私をバカにしてくれ。
みんな笑えばいい。
そんなことを思いながら私は、また待っていた。
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