1日目 あなた誰?

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1日目 あなた誰?

ピンポーン ???「はーい」 ガチャ ???「どちら様ですかーってなんだ、としくんじゃん」 鈴木俊哉「なんだってなんだよ俺はとしくんじゃなくて俊哉だ」 ???「いいじゃん!幼馴染みなんだし」 俊哉「てゆうか春歌が遅刻しないように毎日こうして来てんだから感謝ぐらいしろよ」 鈴宮春歌「わーとしくんありがとー(棒)」 俊哉「棒読み感半端な笑早く行くぞ!」 春歌「え?ちょ、待ってよ!お母さん行って来まーす!」 母「気をつけてねー」 ・・・数分後・・・ 春歌「それでね〜」 俊哉「なぁ春歌、後ろから誰かついてきてねーか(小声)」 春歌「え?だれだr」 俊哉「バカ!振り返るんじゃねーよ!」と言いながら春歌の腕を自分の方に引っ張った。 俊哉「よし、挟み撃ちで捕まえるぞ!」 春歌「え!?まだ何もしてないし春歌達のあとつけてるかもわかんないのに捕まえたら失礼だよ!」 俊哉「いや、絶対に春歌をねらってる」 春歌「なんで言いきれるの?」 俊哉「それは・・・」 ・・・数日前・・・ 俊哉「行ってくる」 ガチャ ???「あの、、すみません」 俊哉「はいなんですか?」 ???「春歌ちゃんの、、幼馴染みの方ですよね?」 俊哉「そうですけど、なんで春歌のこと知ってるんですか?」 ???「いや、、ちょっと、ね?」 俺が困惑していると男の人のポケットから写真が落ちそうなので俺は写真を指さして落ちそうなことを伝えようとしたら、 男の人「この写真に触れるな!!!」と激怒して激しく動いたせいでポケットに入っていた写真が落ちてしまい拾ってみたら 俊哉「なん...だこれ?」俺は写真を見て驚きを隠せなかった。その写真は春歌の着替え中の写真だったからだ。 男は俺の持ってた写真を奪い、 男の人「春歌は俺の女だ!幼馴染みだからって調子にのんじゃねーぞ!!!それに俺がお前の家の前で待ってたのはお前に警告するためだ!」と怒鳴りつけ走り去ってしまった。 俊哉「なんだよそれ」(俺が何年春歌のこと好きだと思ってんだよ!春歌は俺が守る!) ・・・今・・・ 俊哉「そんなこと言ったら絶対傷つくよな...」 春歌「なにが傷つくの?」 俊哉「あっ、やべ!」(めっちゃ心の声漏れてた) 俊哉「な、なんでもねーよ!とりま捕まえたら分かるから捕まえるぞ!」 春歌「うん...わかった」(なんで教えてくれないんだろ) 俊哉「じゃあ俺はこっちから攻めるから春歌はあっち側からずっとあるいてけ」 春歌「え?春歌歩くだけでいいの?」 俊哉「あぁ歩くだけでいい」 春歌が歩いていると男の人が 男の人「あ、えーと、、こんにちは」と後ろから声をかけてきた。振り返ろうとすると俊哉が男の人の後ろから走ってきて思いっきりぶっ叩いた。バシッ! 男の人「いっいったーーーー」と泣きながらうずくまった。そりゃそうだ、だって俊哉は野球部なんだから 痛がってる男の人を連れて交番に行ってお巡りさんがなんでついてきたのかを聞いたら、 男の人「春歌...ちゃん..に.....婚姻...届にサイン...と印鑑.....をもら.....おうと思っ..てつい...て行きました」と答えた。 もちろん春歌はなんにも知らないわけだから凄い顔でパニクってた。 春歌「あのー私とあなたって今日知り合ったばっかですよね?″あなた誰?″」 男の人「何言ってんだ!数週間前に俺と会ってるじゃないか!」とバンバン机を叩いた。あれはまるでチンパンジー見たいで面白かった笑 春歌「すみません。いつ会いましたっけ?」 男の人「ほら!俺がタバコをポイ捨てした時に、ゴミはちゃんと持ち帰ってくださいねって話しかけてくれたじゃないか!」 お巡りさん・春歌・俊哉「え?それだけ?」 男の人「それだけってなんだ!俺はあの時から恋してたんだぞ!」 俊哉(それだけで春歌の写真撮って挙句の果てに婚姻届を書いてもらおうとかマジで馬鹿じゃねーの?) お巡りさん「なるほど、君の気持ちはわかった」と苦笑い 思い出したかのようにこちらに体を向け、 お巡りさん「そういえば君たち制服を着ているが学校は大丈夫なのかい?」 2人で顔を見合わせ 春歌・俊哉「忘れてたー!」
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