第一章「竜の支配」

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第一章「竜の支配」

その世界は、モンスターが様々な場所を飛び交い、時に人間との共存生活をすることもある。 更に、一部限られた者は、そのモンスター達と心を通わせ、自身と共に歩んでいく事もあった。 しかし、自体が動き出したのは 数百年前。 突如、架空の生物である「ドラゴン」が空に現れた。 それも一体ではなく、各地域で一体、二体、三体と現れ、全40体もの個体が現れた。 そのドラゴンは、各地を焼き尽くし、とある個体は、一面を凍らせ、またとある個体は、空を闇で覆い尽くした。 世界は破滅の危機に晒され、窮地に陥った人類は、モンスターを操る者達に、戦いを頼み込んだ。 世界でも数百人しかいない彼等は、団結し、全40数体のドラゴンを消滅させた。 しかし、ドラゴンは彼等に一生解けることの無い呪いを掛けた。 それは、何時か必ず、ドラゴンが再び現代に帰還出来る「契約」のような呪いだった...。
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