第二章「竜族使い」

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「モ、モンスターテイマー...?何...冗談でしょう...そんなもの、数百年前の人々が勝手に作った...」 「妄想ではありませんよ...」 マーヴィンは真剣な目付きで話し始めた。 「確かにここ数百年は、伝説のような物として知られていたので、信じる人は少なく、むしろ存在自体が怪しまれていました」 「ですが、ダークマターからの竜復活...これがモンスターテイマーの存在を再び浮かび上がらせる物となったのですよ!」 確かに... ダークマターと知られてる地からの竜復活... これが事実だとしたら... 伝説は本物だと信じきれそうだ...。 全ての糸が繋がる... モンスターの存在を知った過去の人々が、興味を示してこのような「モンスターテイマー」という架空の能力者を作り上げ、世界滅亡危機(ラグナロク)という勝手な設定(シナリオ)を作っただけだと思っていたが...。
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