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第三章「氷河のように冷たく」
アレクシスは気が付いたら何処かへ行ってしまった。
(!?やるだけやって帰るのかよ...?)
とりあえず本当に人が居ない朝だ。
助っ人は普通に見つかるだろうと微妙に広いロビーを探す。
「オイ」
その一言はやや面倒のような声で耳に入ってきた。
「テメェが今回初任務になる新入りか?」
「ええ...そうですけど、貴方が...?」
「...ハッ...なんだ、あの野郎から骨のあるやつって期待して来たらこれか...まだ16のガキじゃねぇか」
「ガキじゃないですけど良く年齢分かりましたねうんたらかんたら」
冷たく、殺伐とした雰囲気を発している青年。
髪は水色に近い青色、右目は髪によりやや隠れている。
身長は175よりやや高め、体重は60~68程だろう。
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