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アレン「凄い...」
キリ「騒ぐな。雑魚が積み重なっただけだ。」
あくまで、その発言は冷淡で淡白だ。
だが、この者が相当な実力者であることは間違いない。
ドランも奮闘する。
鋭い爪を使い、ゴブリンを何度も何度も切り裂く。
キリ「...」
キリ「まさかとは思うが」
アレン「?」
キリ「そいつ、竜族じゃねぇよな」
アレン「...まさか」
キリ「...そうかい。」
澄んだ目が、急に鋭く変わったキリに、アレンは背筋が凍る。
まさか...自分のパートナーが、竜族だなんて。
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