第三章「氷河のように冷たく」

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そもそも竜族ってなんだ? 古代・・・世界を滅ぼそうとした邪悪な魔物なのか・・・? じゃあこんな小さな・・・小さなドランが・・・世界を滅ぼしかけた竜族なんて訳がないだろ・・・? アレンは自分では考えないと、心の奥底からそう思っていても、地震が起こっているかのように心は揺さぶられる。 まだ出会って日数も浅いのに。 どうして・・・どうしてこうも俺は・・・ ドランを大切にしたいと心の底から思えるんだ?
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