第三章「氷河のように冷たく」

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キリの援護もあってか、順調に進んでいった。 ドランの傷はそのたびに増えていった。 それでもドランは痛みを堪えて必死に戦う。 俺は・・・何を? 俺は何してるんだ。 こんな・・・勝手にパートナーと呼んだ小さなモンスターに・・・ こんな無理をさせて・・・。 何を・・・!? アレン「キリさん!!戻りましょう!」 キリ「は?」 アレン「ドランが・・・ドランの傷が・・・!」 キリの眼つきが明らかに変わった。 氷河のように冷たい。背筋が凍る・・・。
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