20人が本棚に入れています
本棚に追加
氷河のように冷たく、身を包む暖かさ。
キリはフシギな人だ。
キリ「・・・ゴツイのが居るぜ」
キリとアレンの目と鼻の先に、紫色で巨大な鉈を持ったゴブリンが居た。
キリ「こいつが今回の獲物か、迅速に殺るぞ」
アレン「ドラン、薬草・・・」
ドランは薬草を拒む。何かプライドのようなものがあるのだろうか。
キリ「フォックスナイト!」
レイピアをもった紳士な狐剣士が鋭い剣捌きを魅せた。
キリ「装填!」
キリが叫ぶと、フォックスナイトと呼ばれたモンスターは、レイピアを二つ持った。
アレン「!」
キリ「二等流覇斬!!」
フォックスナイトは電光石火の如く、ゴツイゴブリンの脇腹を二つのレイピアで切り裂いた。
最初のコメントを投稿しよう!