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まだ小さい末っ子女子のユキは別として。
思春期男子の２人は、ただでさえ父親に対して懐疑的になるお年頃な上、おできの言動に泣くほど嫌な思いもしている。
「いきなり機嫌悪く帰ってきて、ただいまも言わない癖に"俺が帰ってきたのに出迎えもしないのか！"と怒られた」
とか
「自分は仕事続けられないのに"１度始めた仕事は絶対辞めるな"と説教された」
とか。
特に、おできの機嫌を損ねないよう空気を読んで気を遣うヨッチは、行きたくもない散歩に付き合って、延々勉強しろだの公務員になれだのと聞かされて。
「何も楽しくないし疲れる」と思っているのに、おできの方は超ご機嫌で「良い語り合いができた」とご満悦、とか。
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