弱虫くんと騎士(ナイト)さま

1/1
41人が本棚に入れています
本棚に追加
/52ページ
僕は昔から弱虫だ。 自分でもわかっている。 外ではずっといい子でいた。 嫌なことがあっても笑っていれば 「ゆうなくんはいい子だね」って褒めてもらえるから。 でも、君だけは僕の厚い殻を破って、本当の僕を見てくれた。 「優那(ゆうな)」 無邪気な君の笑顔を見ると、僕までつられて笑顔になる。 君と過ごす時間はすごく楽しいんだ。
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!