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安堵
「はぁぁ…」
「美映ちゃん?どうしたの?」
あの衝撃の場面を見て、
私はすぐさま学校にダッシュした
「え?あ、うんうん。
ちょっと朝、グロいの見ちゃって…」
「大丈夫?顔青白いよ?
保健室行く?」
友人にもわかるぐらい
酷い顔をしていたみたい…
気をつけないと…
「あはは、大丈夫!
すぐ落ち着くよ!
ほら、授業の準備しないと!」
「うん。無理しないでね」
あちゃー心配かけちゃった…
すぐに直さないと…
キーンコーンカーンコーン
あ、授業始まっちゃった
よし!今日も頑張るぞ!
そう、決意を新たにした私は気づけなかった
カラスが一羽こちらを見つめているのを
真っ赤な目がこちらに向いていた事に
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