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美緒はデスクで書類をまとめていると内藤係長と管理課の人が話ながら美緒のそばを通っていく。
その会話が耳に入ってきた。
涼馬が会社を辞めると…
送別会の準備をしてほしいと話していた。
えっ…涼馬先輩が会社を辞める…
そんなの絶対にウソだよね?
信じられないと心が拒否する。
美緒はいてもたってもいられず涼馬先輩のところに行こうと椅子から立ち上がる。
この時間帯だと管理課の倉庫?
管理課の部屋を出て美緒は走った
涼馬先輩…!
倉庫の入口まで来ると美緒は息を切らしていたのを落ち着かせ深呼吸をした。
倉庫の中を見ると涼馬先輩がいた。
涼馬先輩ーー!
大きな声で呼んでいた
涼馬は入口の方から名前を呼ばれたので視線を向けると美緒がいた。
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