鈴掛一門

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鈴掛一門

頭領 (みそぎ) 最も行神力の強い者が、禊と呼ばれる。 穢れた世界を禊ぐ者の意。 稚児の頃から才覚を表し、法嗣(ほっし)として選ばれた者が禊を継ぐ。 法嗣は二人選ばれ、《陰の法嗣》 《陽の法嗣》と呼ばれる。陰陽、二人の法嗣が戦い、生き残った方が頭領を継承する。 ☆紅青(くじょう) 嘗ての《陰の法嗣》。60年前、白根村の最後の祭司として修行していたアルビノの少年。 本名を甲本紗雪という。 ☆神城悠真(中津川悠真) 《陰の法嗣》 人を殺す事に何の罪悪も感じないという、天性のサイコパス。紅青の稚児だったが、後に手を離れて別行動する。 黄泉国で右目を失い、菖ともども寿命が縮まった。 ☆桐生 菖 ロシア人の父を持つハーフ。金髪碧眼の美少女。 狗神憑(いぬがみつ)きの一族の跡取りとして育ったが、父母の虐待により、能力が暴走し、家族全員を虐殺。その後、紅青に引き取られて、《陽の法嗣》となる。
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