189人が本棚に入れています
本棚に追加
優衣は、そんな経緯を知っていたから。
同窓会当日、廉の店に優衣が先に入って行き、後に続いて若菜がついていく。
「おぉ、優衣!久しぶりじゃ…」
聞きなれた声が止まった。
目の前にいた廉は若菜の顔を見て
一瞬、言葉をなくした。
「若菜…」廉と目が合う。
廉の顔を見たとたん、若菜は付き合っていた時の思い出に意識が飛び、肌を重ねた時間を思いだし、
身体が熱くなった。
「廉…久しぶり」と顔を赤く染める。
廉の瞳をみてキスしたい…
そんな衝動にかられた。
最初のコメントを投稿しよう!