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「えっと…寝るところなんですけど、流石に女性にソファじゃあれなんで…ベッド使って下さい。シーツも枕カバーも洗濯してるんで」
「そんな…このソファで十分すぎるくらいです…大きいですし…ふかふかですし…この家の持ち主は紫狼君なんですから、ベッドは紫狼君が使って下さい」
「気にしなくていいのに…でも俺も逆の立場なら使いづらいし…うん、じゃあこのソファでよかったら自由に使って下さい」
「ありがとう、助かります」
「いえいえ。服とか諸々片付けたいよね?余ってる収納ボックス持ってくるんで、それも使って下さい」
「……紫狼くん…気配り凄いですね…男の子なのに…」
「気が利く男もいるって事…これから嫌ってほど教えてあげるね」
俺は彼女にニッコリ笑顔を向けた。
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