二話
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「大丈夫か? ユカリ」 「うん……躓いて」 「じゃあ、手をつなぐか。眠そうだし」 「へ?」 「嫌か?」 「いいよ! 全然いい!」 あたしは上ずった声を上げて、美鳥君と手をつないだ。手汗とか、震えとか、気にされないかすごく不安で、心臓が口から飛び出しそうな気分になった。 「何食べたい? ユカリ」 「うーん……」 奏太相手なら、即答するんだけどなあ。 相手は奏太じゃないから……。 「俺ラーメン」
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