二話

50/68
前へ
/351ページ
次へ
「奏太も、彼女作ればいいのにね? 誰か紹介してあげてよ、美鳥君」 「……さすがにそれはちょっと不憫だな」  苦笑いする美鳥君にあたしは首を傾げた。  どういう事? 「何で?」 「……お、おう」 (?)  訳が分からないまま、家の前についた。あっという間の時間だった。暗がりの中、手を振り美鳥君と別れる。 「じゃあな」 「ありがとう、美鳥君」 「金沢に謝っといて」
/351ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加