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真っ白な視界が、飛び込んできた。
ここはどこ?
あたし、何で横になってるの?
「はよ。大丈夫か?」
「美鳥君」
目が覚めたらあたしは保健室にいた。そして目の前には美鳥君が心配そうに座ってる。
「もう昼休みだぞ」
「えっ」
「お前、俺の目の前で急に倒れたんだよ」
「で、美鳥君が運んでくれたの? ごめん」
「いや。運んだのは金沢。ユカリちゃんに触れるなって、運ぶの拒否られて」
(なにしてんの、奏太……)
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