漫才の原稿

オトナの条件

関東「最近ある若者が気になることいってたんですよ」

関西「ん？なんや？気になることって？」

関東「きみ大人の条件ってなんだとおもう？」

関西「？はあ？そりゃ成人式迎えたら大人やろ？」

関東「いや、そんな単純な話じゃなくて」

関西「え？エッチな話か？」

関東「いやいや、そんな不純な話でもなくてね」

関西「じゃあ知らん、なんなん？」

関東「ある若者の言うには……お金持ってるかどうかだって」

関西「え？」

関東「だから、お金を持ってない大人は大人とは認めないんだって」

関西「お……おぅ、ま、そういう考えもあるかもしれへんなぁ」

関東「それを、聞いてね……ショックを受けましてね」

関西「お、おぅ」

関東「僕思ったんですよ」

関西「ま、あんまり気にせんと……」

関東「……やっべぇ、俺まだ子供じゃん！！！……とね」

関西「はぁ？！」

関東「いや。だから…お金を持ってないと大人じゃないんだから……まだ子供じゃん？」

関西「……いや、そういう意味ちゃうやろ」

関東「いやいや、そういう意味やろwww」

そういいながら関西の脇をくすぐる。

関西「やめ！子供か！」

関東を振りほどく

関東「やめない！子供なのだから！ぴゅーーーんどどどどどちーん！」

戦闘機の真似をしながら機関銃を模した指で最後股間に指パッチンする。

関西「なにしてんねん！」

関東「あーあー、こちらジャッカル、敵の秘密基地を撃破！オーバー？」

関西「やかましわ！もうおまえなんかと口きかんわ！ぎむ！えんがちょ！ばーりや！」

関東「バリヤ崩し！」

関西「バリヤ崩し返し！」

関東「バリヤ崩し返しもどし！」

関西「なんやそれ！もどしなんて聞いたことないわ！やめさせてもらうわ！」

関東「え？本当にやめるの？」

関西「……おぅ」

関東「……何時何分何秒？」

関西「親父デンプン画鋲や！」

関東「君もお金がないんだね」

関西「ほんまにやめさせてもらうわ」