漫才の原稿

コンビニ

関東「いやぁ、実は僕一回コンビニをやりたいなと思ってましてね」

関西「え？やったらええがな」

関東「いやいやいや、まだまだ僕には早いかもとは思うんですよ」

関西「……逆に遅いくらいやとおもうけど」

関東「いやぁ、さすが相方、こころざしが高い」

関西「……君、こころざしの意味知ってる？」

関東「え？さすがにそれはわかるよ。あの飛行機みたいなマークの下に心」

関東「……それ、漢字の形やないか。意味を知っとるかゆうてん」

関東「あ、そっちか、めんごめんご、成り立ちの方だった」

関西「おぅ……いや、成り立ちでもないけどな」

関東「え？そう教わったけど」

関西「教えたやつ呼んでこい」

関東「でも、飛行機の様に夢に向かってTAKE OFFする心だから志って聞いたよ」

関西「ん？……奇跡的に意味は合ってる！」

関東「教えてくれて、ありがとうキムタク」

関西「はぁ？キムタクぅ！？うそつけよキムタクがそんな事を……いいそやけど！」

関東「え？君もキムンジャ、ウル、ソンタクさん知ってるの？」

関西「怪しい外国人から漢字を教わるんやない！」

関東「ええ？でも、いい人だよ、すごく気持ちを汲んでくれるひとだし」

関西「あ、そう……名は体を表すっちゅうからな」

関東「……ははは、どんまい」

関西「なにがじゃ！何一つボケてへん！」

関東「……わかったわかった」

関西「わかってない！」

結構強めに突っ込むが四角い形を体で作って動かない。

関東「……」

関西「なにしてん？」

関東「コンビニをやってます」

関西「建物のほうかいな、やめさせてもらうは」