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自宅に帰った私は、少し納得がいかないまま、今後どうしたらいいのか悩んでいた。
私としては、やはり風凛と一緒にバドミントンを続けたいという思いが強かった。
翌日、私がいつもの練習場に行くと監督から声をかけられた。
「成宮さん、櫻井さんとのパートナーを続けるのかな?
まぁ、まだ結論が出ていないようなら、当面の練習パートナーを紹介したいんだけど…」
すると監督は、若い女性選手を呼び出した。
「成宮さんに紹介させてもらうね!
この子が『斉藤 奈智(さいとう なち)』さんです。」
その若い女性選手は、私に深々とお辞儀をした。
「斉藤です。
よろしくお願いします。」
第1印象は、とてもまじめそうな好印象を受けた。
「成宮です。
よろしくお願いします。」
私も挨拶した。
さっそく今日から、一緒に練習することになった。
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