梨奈とのセックス

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梨奈とのセックス

…と言う会話があったワケだが、いわゆる感じるセックスをしろってことだろう? ハードル、異常に高い気がするのはオレだけだろうか? ええいっ! もうグチャグチャ考えていると、集中できない! ここはもう、あの親父や秘書達のことは忘れよう。 今オレがしなきゃいけないのは、目の前の女の子の苦しみを少しでも和らげることだ。 何も最後までヤるんじゃない。 感じさせれば良いんだ。 梨奈を抱き締めながら、ベッドに寝させた。 「ねっねぇ、何か付ける?」 すると梨奈が不安そうな目を向けてきた。 「ん? 音楽とか?」 「そっそうじゃなくて、その…ローションとかお香とか?」 オレはアブノーマルプレイをしそうに見えるんだろうか? ちょっと目の前が暗くなったが、すぐに笑顔を見せる。 「大丈夫、とにかく梨奈は楽にしてていいから」 「うん…」 見た目に反して、心は繊細なんだな。 …まっ、紗雪の前例があるし、人間見た目だけでは分からないものだ。 オレは梨奈の服に手をかけた。 丁寧にゆっくりと脱がせていく。 「んっ…」 恥ずかしいのか、梨奈は顔を背けた。 こういう恥じらいは新鮮だ。 「胸、あんまり大きくないでしょう?」 「そうかな? でもキレイな胸だ」 梨奈の胸の谷間に顔を寄せた。 女の子らしい、良い匂いがする。 確かにBカップぐらいだけど、いわゆる美乳タイプだな。 キレイな小山の形をしている。 ピンク色の乳首に、舌を這わせた。 「あっ!」 ぴくっと体が動いた。 感じてくれるなら嬉しいんだけどな。 苦笑しながら舌を尖らせ、乳首をグリグリと刺激してみる。 「あっ、やんっ! あんっ」 顔を赤らめ、眉を寄せている。 ―ここまでは大丈夫か。 様子を見ながら、今度は吸い付いてみた。 唾液をたっぷりまぶしては、また舌で拭い取る。 「ああんっ! やんっ。そこ、舐められると変な感じするぅ」 「んっ…。でも嫌な気分にはならない?」 「…うん」 潤んだ瞳で見られると、ちょっと理性が吹っ飛びそうになる。 ダメだダメだ! 今は治療中なんだから。 頭を振って邪念を払う。 欲望のままに突っ走ることは絶対ダメだ。 今日はあくまでも、梨奈をイかせることが目的。 なら、性感帯を攻めるしかないだろう。 唾液でたっぷり濡れた乳首を摘まんで、軽く引っ張ってみる。 「あっ、やんっ。ダメぇ!」
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