新因幡の白兎

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「和邇ザメどん、和邇ザメどん、君はいつも独りで寂しそうだねえ。」 「何言ってるんだ!俺には仲間が一杯いるんだぞ!」 「へえ~、そうかい、でも、まさか、仲間を縦一列に並べて向こう岸まで届くくらいの数はいないだろ。」 「いるよ!そのくらい!」 「じゃあ、証拠を見せてよ。」 「よし、そこで待ってろ!今から仲間を呼んで来るからな!」
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