3話地獄のあとはダンジョン開始

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 2人の親は暴走した。  まるで天童がおかしいと叫ぶようになる。  まぁおかしかったんだろうけどさ。  天童はいま現実を見据えている。  この裏技師という力をうまく利用できれば、  幼馴染の1人をのぞいて、29名と教師1名を仕返しができないだろうか?  なにも殺すところまではしないし、ちょっと痛い目をみて、  あと彼らが天童に暴力をふるってこないように、  天童自身が強くなる必要があるのだと、  たちあがった。  がんばろう、  ダンジョンにいって、最強になってやろう。  そして次の朝になるまで、天童はぐっすりとベッドの中で眠りについた。  外ではフクロウのようなほーほーという鳴き声だけが響いていた。  ☆☆★☆☆  ダンジョンでの修行が始まろうとしていた。  場所は城の中にダンジョンがあるとされる。    遥か昔、ダンジョンからたくさんのモンスターがやってきた。  人々はモンスターをやっつけると、二度とダンジョンが暴走しないように、  そこに王宮、つまり城をつくった。  そのダンジョンの名前が 【表と裏のダンジョン】  という名前であった。  いま巨大な口をあけているように、  大きな入り口がある。  そこにはたくさんの人々がたむろしている。
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