3話地獄のあとはダンジョン開始

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 なぜか城の中にお店がたくさんあり、  たいていは道具、武器、防具の販売があったりしていたし、    なんだろうか、胸にメダルのようなものをつけている人たちが結構いる。 「あれのメダルは冒険者としての証だ。なくした場合はお金をはらって身分証名称としもらえる。あとなくしたら即座に紛失届けを出さなければ、盗まれたりしたら、悪用されるおそれがある、気をつけるように」  こつこつと歩きながら、織田君が手をあげる。  ようやく天童はきづいた。天童以外の全員が武器や防具を装備しているということに。 「デルシス先生一人足でまといがいるんですけど、武器も防具も装備していないバカが」 「気にするな、彼には武器も防具も必要ない」 「そっすか」  織田君はいいよどんだ。  どいういことだ天童には武器も防具も必要がない?  つまり天童は捨て駒ということか?  怒りがデルシスさんの方角にも向くようになっていった。  それから王様から今日は貸切条例とされたようで、  冒険者たちはこちらをみてけらけら笑っているだけだった。  巨大な口をあけた洞窟にはいるように、  ゆっくりと入ると。  そこは薄暗い場所だった。    迷路のようにたくさん道ができていた。  迷路のような場所にはレベル1、2、3、4、5という表示がされており、
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