4話裏ダンジョンへようこそ

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 アロアロサウルスは数十匹を超えている。  それがみんな広間にやってきて、こちらに攻撃してこないのだ。  それどころか、テルシス教官でさえ、なにがおきているか理解ができていないようだ。  どうやら天童ははっときづく、  どこまでもどこまでもお人よし、  そしていま鑑定をしようする。 ―――――――――――― 織田孝則:レベル1:ヒューマン族 職業:電波師 スキル 【電波操作】からだから静電気を放電させ、それに触れたものを操作することができる。操作した種族で同じ種族に鳴き声をきかせると、同じように操縦することができる。 【自分電波】自分自身を操作する。 ――――――――――――  天童はその職業を見たとき、  すべてははめられたのだと、  きづいた。 「こんなサプライズがあるなら、もっとはやくいってよデルシス教官」 「基本的にダンジョンの暴走は、誰にも予測はできない、馬鹿な真似はよして、織田君はやくモンスターを戻してください」 「てぃってぃそんなことしないよーだ。なぜならいまからごみ掃除をするんです。ねぇ、明智さん」 「そのとおりよ、こんなごみは必要ない、意味のわからない職業になっているみたいだけどね、いつもいつもいじめられて、喜ぶような変態よ、そんな人間は必要ないし、見ているだけで目障り、心が汚くなっちゃう、みんなもそうだよね?」 【そうだそうだ】  クラスメイトたち全員が天童をけなしていた。  いくら正気に戻っていたとしても、
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