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アロアロサウルスは数十匹を超えている。
それがみんな広間にやってきて、こちらに攻撃してこないのだ。
それどころか、テルシス教官でさえ、なにがおきているか理解ができていないようだ。
どうやら天童ははっときづく、
どこまでもどこまでもお人よし、
そしていま鑑定をしようする。
――――――――――――
織田孝則:レベル1:ヒューマン族
職業:電波師
スキル
【電波操作】からだから静電気を放電させ、それに触れたものを操作することができる。操作した種族で同じ種族に鳴き声をきかせると、同じように操縦することができる。
【自分電波】自分自身を操作する。
――――――――――――
天童はその職業を見たとき、
すべてははめられたのだと、
きづいた。
「こんなサプライズがあるなら、もっとはやくいってよデルシス教官」
「基本的にダンジョンの暴走は、誰にも予測はできない、馬鹿な真似はよして、織田君はやくモンスターを戻してください」
「てぃってぃそんなことしないよーだ。なぜならいまからごみ掃除をするんです。ねぇ、明智さん」
「そのとおりよ、こんなごみは必要ない、意味のわからない職業になっているみたいだけどね、いつもいつもいじめられて、喜ぶような変態よ、そんな人間は必要ないし、見ているだけで目障り、心が汚くなっちゃう、みんなもそうだよね?」
【そうだそうだ】
クラスメイトたち全員が天童をけなしていた。
いくら正気に戻っていたとしても、
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