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天童はすーはーすーはーと息を吐きながら、天童の目の前には緑色の板が出現していたのだ。
そこに表示されている項目を天童はゆっくりと見ながら、
本当にゲームみたいだとおもった。
そこにはこう書かれてあったのだ。
―――――――――――――
天童カルト:レベル1:ヒューマン族
職業:裏技師
スキル
【裏道】裏の世界に通じる道を見つける
【裏武器】武器の裏の部分で攻撃するととてつもない威力が
【裏回避】よけていないだが裏ではよけている
【鑑定】ある程度のものを分析したり確かめたりすることができる
―――――――――――――
というのが表示されている。
裏の世界とはなんだろうか? 武器の裏の部分て、つまり剣だったら柄で攻撃するとか?
裏回避にいたっては理解不能、よけていないだが、裏ではよけている。
つまり魂でよけたってことか?
意味がわからない能力ばかりで、
「そう裏技師は基本的に戦闘で成長する分野ではないのだよ、正確にいうと、卑怯なことをして成長する職業でもあるが、悪いことではない、たとえば裏道をつかい敵に姿をみられず背後から一撃必殺など。そういったひじょーにせこい職業だ」
「それほめてます?」
「いやほめてるよ」
天童は頭をくしゃくしゃにして頷く、
「で教えてくれるんでしょ、強くなる方法」
「そのためにこのデルシスがいるのだよ」
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