2話裏技師の力

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 その1日を利用してたくさんのことを学ぶことに成功した。  まず裏技師としての戦い方だ。  これは実戦のときにできるかできないかを試そうとおもっている。  あとはこの世界の成り立ちについても教えてもらった。  非常に説明部分が長かったので、けっこうはしょると、この大陸、つまり惑星そのものであり、惑星の外には神々の世界が広がっているとされ、    メルシア王国は宇宙に資源をとりにいきたい、だが神様たちが魔法で妨害するので、こちらも魔法をつかっての戦争が勃発。神様がきれたら一撃でメルシア王国が滅びるのでなにもできず。  しかもそれは何世紀も前からで、  2年前にも異世界にいるドワーフの鉱山世界からドワーフを数人召喚することに成功するも、  ドワーフたちはこの惑星の大陸にて勝手に鉱山地区をつかって過ごしはじめたとのこと。  彼らは元の世界に戻ることをあきらめた。  なのでこの大陸には数え切れない異種族がおり、  そのほとんどがメルシア王国の身勝手な異世界召喚から生まれてきている。  あと教えてくれたのは、地球からやってきた異世界人にはアイテムボックスというものが使えるとのこと、あとじつは王様は職業をみんなに付与したとかいっていたが、あれも嘘で、じつは地球の人には特有の職業観念が存在しており、自分たちが職業をおぼえていたのは地球人であったからだということ、  その結果、地球からやってきたおかげでの恩恵はふたつある。  無限にいれられるアイテムボックス、ただし自分の体よりでかいものは入れることができない、  そしてふたつ目が職業だ。  職業は地球から来たおかげで学びつく、
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