もう朝方

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もう朝方

タグ『光という文字を使わずに光が差すを文学的に表現してみろ』  最近、俺は東日本に住み始めた。今日が休日だった事もあり、徹夜明けで趣味に没頭してしまった。  口を広げ大きな欠伸をする。両手を精一杯上げて背伸びもしてみた。  時刻は午前5時。カーテンを閉め切っているのにも関わらず、明るさを感じた。  目を擦りながら、カーテンを勢い良く開けてみた。  雲の中からひょっこりと顔を出す太陽。  一気に部屋の色合いが黄色へと変わる。  俺の身体は太陽に照らされている。そのために耐えられなくなり、目をぎゅっと閉じた。  地元なら6時過ぎに太陽が昇る。  やけに早いな、と日陰に移り毎度驚いたのだった。
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