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「ねー、休憩しよーよ。疲れたー」
「休憩て、まだ始めて30分も経ってねーのに、あ誰が休憩するもんね」
「冬馬のケチー」
高校3年生になった私達は、大学受験に備えて勉強をしているところである。
目指すは東京。
私はこれといった夢はないが、行きたい学部があるのだ。
冬馬もそれは同じだ。
「東京遠い!東京までの道のりがこんなに遠かったなんて…!」
「じゃあ、諦めるのか?」
「いーえ!勉強します!」
冬馬と離れるのは嫌だしね。
受験勉強頑張る!
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