辿り着けない新しい家

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辿り着けない新しい家

引っ越ししようという話になった。 父親と母親と私はちょっとした荷物を持って、引っ越し先に行くことになった。大体の荷物は他のトラックに乗せてたけど、私たちが乗る車にもそこそこ荷物を載せていた。 それで地図を頼りに引っ越し先へと向かうんだけど、それがまぁ、なんというか今住んでるところもけっこう田舎なんだけど、もっと田舎で。 家と家の感覚がぽつぽつあるみたいな感じの田舎で。 町から外れた道がすっと伸びてて、そこを通って行かないと引っ越し先にはつかないようだった。 その道に入ってすぐに空があっという間に夜に。 けど、まぁこの先に家があるんだしさっさと行かないとなぁって思いつつもなかなか辿り着かない。 おかしいぞ?道を間違えたかなってちょっと道を引き返す。 というよりこの道に入った時からなんかここ怪しいなぁ行きたくないなぁって思ったわけだけど。 この道に入る前の場所に戻ると夕焼け空になって、あ、やっぱりここおかしいんだって思ってここには行っちゃいけないって思った。 引っ越しを止めて前の家に戻ろうって両親に行って戻る事に。 そんな話をしている時に夢から覚めた。 ちなみに引っ越しするために一緒にいた両親、夢の中では両親って認識してたんだけど、よく考えると全然知らないヒトだった。
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