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おおいぬ
夢の中で私は、家の中の二階にある和室でリアル謎解きゲームをしていた。
大体の謎解き終わってふと窓を見たら、家の前の川が氾濫しそうなぐらいになっていた。
雨やばいなぁって思いながら皮を見ていたら、犬が上流の方から流れてて「やばい、助けにいかないと」って思って1階の玄関の方に移動したけど、今すごい雨が降ってるからやめとけって兄に止められた。
でも気になって玄関で犬大丈夫かな、そろそろ雨も弱まってきたかなって思っていると玄関のすりガラスになにか影が映った。もしかして!と思って扉を開けたら案の定、川で流されてた犬が玄関で雨宿りしていた。意外と大きくて白い犬だったからびっくりしたんだけど前足を怪我していることに私は気づいて犬をとりあえず引き留める事に。でも、手当てしようと思っても誰かに押さえててもらわないと犬はすぐにどこかに行ってしまいそうだった。
そんな所をちょうど運よく家の前の道を自転車で帰る中学生がいたので呼び止めて、私が手当てする間犬を押さえてて貰うことに。
手当をしてると犬が口になんか「オオイヌ」って紙をくわえていることに気づき、あと首輪とかしてたからきっと誰かのわんこなんだろうなぁって思った。オオイヌってその時はこの犬の名前かなんかだと思っていた。
川の上流側に歩くと何件かまた家があるから、そこの家の誰かが飼ってる犬なんじゃないかと思った。こんな大きい犬見たことないけど、犬飼ってる人は多かったし、生まれてからずっとここの家に住んでたから、まぁ川の上の方の家はちょっと区域が違ったから遊ぶこともそこまでなかったんだけど、怖いっていう感覚は特になかった。
とりあえず川の上流の方に行こうと思って、中学生と別れて川の上流に向かって歩くことに。その川の上流に行くときにいつも家の前とかで遊んでる小学生のお母さんがいたから事情を話すと、大きい犬はそのお母さんが車でつれてきてくれるってことに。
私は車では通れない獣道みたいな細い道を通って一足先に川の上流の方の家に行くことに。その道は昔はよく遊んでたんだけど、蛇が出るからってあまり通らなくなったし、なんかちょっと薄暗くて嫌だったんだけど、久しぶりに通るし雨も降った後だから蛇は出ないだろって思いつつ速足で抜けた。
その道を抜けると田んぼとかあって、ぽつんぽつんと家が立ってて作業服着たおじいちゃんとおばあちゃんとかいたから、大きくて白い犬を探してる家はありませんかって聞きながら歩いてたらある老夫婦が探してるっていうのを聞いた。ちょうど信号機のすぐそばまで行くと何人か人が集まってて、その犬を探している老夫婦もそこにいた。小学生の子のお母さんもちょうどついて、その老夫婦にでかいわんこを渡して良かった良かった~って思いながら家に帰った。
家に帰ってくるとそういえば今まで謎解きやってたなぁって思い出して、最初の謎解きの紙にあった色の違う部分がちょうど犬がくわえてた紙がぴったりだなぁって思って置いてみて、ようやく私が今まで解いてた謎解きが「オオイヌ」さんって人からの祖母への手紙だったんだなぁって気づいたところで終わった。
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